工場紹介
弊社の機械を紹介します。
金型を作るには、工作機械が必要です。
機械にも、色々と種類がありますが
四角い材料に刃物で穴や形を削るものがフライスです。
・汎用フライス盤(ハンドル操作。プログラム不要)
・NCフライス盤(マシニングと汎用の中間)
・マシニングセンター(パソコンでプログラムを組む)
砥石で形を作るものもあります。
・研磨機
丸い材料を削るなら
・汎用旋盤
・NC旋盤
大きな材料に大きな穴を開けるなら
・ラジアルボール盤
(床にアンカーを入れて機械をガッチリ固定)
小さな材料に小さな穴を開けるなら
・卓上ボール盤
フライス加工で難しい形状を作るなら
・型彫放電加工機
(銅の塊を用いて、電気の火花で鉄を加工)
丸い穴でなく、四角い穴など開けたいなら
・ワイヤー放電加工機
(真鍮などのワイヤー線を用いて、電機の火花で加工)
削った跡をキレイにしたいなら
・研掃機
(細かなゴムなどの粒子を高速で吹き当てる)
・電解研磨機
(手動で動かす放電の小さいもの)
補修したいときは
・溶接機
(小さく盛るレーザーと、大きく盛るTIG)
まだ他にもありますが、こんなところでしょうか。
弊社は小さな町工場ですので、
さすがにこれら全てが弊社にあるわけではありません。
弊社にあるのは
マシニングセンター4台
汎用フライス盤
研磨機
ラジアルボール盤
平面研磨機
汎用旋盤
型彫放電加工機
などです。
これらの機械、全てを使います。
使いこなすには確かに大変です。
でも逆を言えば、
覚えるのが大変ということは、
覚えてしまえば物凄い武器になるということです。
この武器・技術で、難しい金型が完成した時は
ほんとに我が子が生まれたような感覚になります(笑)
今日も元気に金型作ってます!